『カラーアレルギー報告』
知り合いの美容師のブログに、カラーアレルギーで大変な目にあった方の体験談が載っていました。
多くの方に知っていただきたい、との事ですので・・・
自宅にて酸化染毛剤(白髪染め・ジアミン)を塗布。薬剤が飛んで目に入り、少し経過後・・・頭皮が焼けるように熱くなりました。
その時点で何か自分に起きているなと、異変を感じすぐに薬剤を流したようです。
そして徐々に症状が現れ、9時間後にアナフィラキシー(注1)を起こしました。
(注1:食物、蜂毒、薬物などが原因で起きる急性アレルギー反応の1つ)
蕁麻疹・喉の奥など腫れて呼吸もやっとの状態です。
蕁麻疹は体の外だけでなく内部でも起こるようです。
病院で看護婦さんに、「自分でカラーをしたでしょう」と怒られました。
目にカラー剤(ジアミン)が入ると血液に乗って早く身体に回ると、お医者さんが言っていたようです。病院にそのような方が多く来られると。
病院でステロイドを投与してもらい・・・そのまま1時間ほど入院
臓器にも負担がかかっているので退院後も数ヶ月はしっくりこない状態が・・・
その後、美容室を転々とし、今の自分の状態を説明しても美容師側がノンジアミンジアミン・・・っといった感じで、これはまずいなーと感じたそうです。(美容師自体が危険な薬剤を使っているという意識がない)
それ以降はヘアーマニキュアで白髪を染めていたそうです。
カラーアレルギー(ジアミン)は、ときに呼吸困難、めまい、意識障害の症状を伴う事があり、血圧低下等の血液循環の異常が急激に現れるとショック症状を引き起こし、生命を脅かすような状態に陥ってしまうことがあります。
一度カラーアレルギーになった方は、絶対にカラーリングはしないでください。
知識のない美容師・美容室でもしないでください。
「あの時は、体調が悪かったからだろう・・・」
「数年経っているからもう大丈夫だろう・・・」
これらは、間違いです! アレルギーは体調が原因ではありません。 何年経っていても体は覚えています。
カラーアレルギーを甘く見ないでください・・・時に命に関わることもあるのですから・・・
・・・だったら、一生カラーできないの? 白髪のまま?
そんなことはありません。
当店に是非ご相談ください。
まずは、パッチテストで何がダメで、何が大丈夫かを試します。
許容範囲が解れば、その範囲内で可能なカラーを提案できます。
慌てずに、ゆっくり自分にあったカラーを一緒に探していきましょう。