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ブラックヘナを明るく・・・


 『ブラックヘナを明るく・・・』

 本題に入る前に、ヘナの話を少ししたいと思います。

 ヘナは本来ヘナ(ヘンナ)の葉を乾燥させたもので、100%天然、色味はオレンジのみです。

 しかし、最近では他の植物から採取した他の色素を混ぜて作られたものや、化学物質を混ぜて作られたものもヘナとして扱われています。

 100%天然のものは(他の植物をミックスしたものを含む)、化粧品登録となっていますが、化学物質を含んだヘナ(ケミカルヘナ)は医薬部外品登録となっています。

 ケミカルヘナには、ライトブラウンとかダークブラウンなど〇〇ブラウンと表示されていることが多いようです。

 ケミカルヘナにはしっかり色を濃くして染めるためにジアミンなどの化学物質が含まれていますので、ジアミンアレルギーの方は使用できません。

 ダークブラウンヘナ、その名の通り暗めの茶色、これで一度染めると明るくできません。

 つまり、「しまった、暗すぎたから明るくして〜」と言われてもできません・・・でした。

 ダークブラウンヘナよりも暗いのがブラックヘナ、まさに黒色ヘナです。

 ブラックヘナ  白い毛(正確にはヤク毛ですが)をブラックヘナで染めました。

 まさに黒色です。 
   
 ダークブラウンやブラックヘナですが、施術直後ならブリーチ剤で明るくできます。
  
 ブラックヘナ+ブリーチ   下半分がブリーチしたところです。

 少し明るくなっていますね。
   
 ヘナは通常数日かけて酸化し色が濃くなり定着します。

 施術直後ならまだ色素が安定していませんのでブリーチ剤で脱色可能です。

 しかし、数日後にはブリーチ剤を使って長めに時間をおいても不可能でした。(スミマセン、画像はありません)

 ところが・・・
  
 ブラックヘナを明るく   ブラックヘナで染めたあと、1週間くらいおいたものを使っています。

 通常ならブリーチ剤を使っても明るくできません。
   
 なんと、最強ブラックヘナを明るくできるようになったのです。

 もちろん、ダークブラウンヘナもOKです。

 しかも、ブリーチ剤は使いません

 ブリーチ剤は強アルカリ性なので髪への負担は大きかったのですが、この薬剤は酸性です。

 更に、過酸化水素も使いませんので使用後の手触りはブリーチと比べ物にならないほど良いです

 これは本当に凄いです。

 ケミカルヘナだけでなく、白髪染めやヘアーマニキュアなどで暗くなってしまった方にも使えます

 ただし、黒髪を明るくすることはできません。

 染めた染料を取り除くだけです。

 
 小難しい説明になってしまったかもしれませんが・・・

 暗くなってしまったカラー・ヘナ・ヘアーマニキュアなどを明るくしたい方は是非LizaHairにご相談下さい
2014-02-20 16:40:41 | コメント(0)
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