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2012-12-13 20:33
アルカリ除去
『アルカリ除去』 髪は通常弱酸性です。 PH4.5~5.5位が髪が一番安定した状態です。 しかし、PHがアルカリになる時があります。 どんな時だと思いますか? それは、パーマ(ストレート含)やカラーをした時です。 これらの施術は、PHがアルカリに傾くと髪の表面のキューティクルが開くという性質を利用したものです。 開いたキューティクルの間から薬剤が髪内に浸透していき、反応が始まります。 問題なのは施術後です。 シャンプーして流してもPHは戻りません。アルカリのままです。 1週間後位なら戻っているでしょうか? いいえ、戻りません。髪がアルカリに傾いたままだと、キューティクルが開いたままですので、カラーは褪色しやすくなりますし、パーマも取れやすくなります。 キューティクルは剥がれてしまうと元には戻りません。 だからこそ、早めに弱酸性に戻してキューティクルを閉じ、髪の強度が一番安定した状態に戻すことが大事です。 最後まで、お客様の大事な髪に責任を持つ! 美容師・美容室として当たり前のことだと思うのですが・・・・ LizaHairに初めてご来店された方は驚かれることが多いです。 「こんなこと(パーマやカラー後にアルカリを除去し弱酸性に戻す)してもらったの初めて!」と。 私の方が驚きです。 なんと無責任な美容師・美容室が多いのでしょう!と。 カット、パーマやカラーのような目に見える施術だけが美容師の仕事ではありません。 お客様の大事な髪を預かっているという責任感を持ち、コンディションを整えるために最善の方法をとるという目に見えない施術も大事な仕事だと思います。 パーマやカラーをしてもキレイな髪でいたい・キレイな髪になりたいという方 是非、一度ご来店ください。
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