名古屋市西区庄内通の美容室LizaHairのブログです

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2016-06-15 15:40

ストレートとカラーどちらが先?



 『ストレートとカラーどちらが先?』


 以前にも書いたことがあったのですが、
よく質問をいただきますので、
また載せたいと思います。


ストレートとカラーどちらが先?

LizaHairでは、
根元が伸びている場合は、
「カラーリングのリタッチを先にしましょう」
と提案します。

毛髪のダメージに大きく差が出てくるからです。


 LizaHairにご来店された方に説明すると、
驚かれることが多いので
図を使って説明したいと思います。


設定  設定は、
前回ほぼ同時期に
ストレートとカラーをされたとします。


そうすると、
新生部(生えてきた部分)は染まっておらず
クセ毛もそのままですね。


一方、
既染部(既に染まっている部分)は
ストレートもかかっている状態ですね。




 今回も、
ストレートはリタッチ、
つまりストレートになっていない部分だけの施術とします。

 
 カラーも新生部だけのリタッチで、
使うカラー剤は同じとします。


 (正確に言うと、ストレートの後では明るくなりにくくなりますので、
時間を長くおかなければいけなかったり、
1段階明るめの薬剤を使ったりしますので、
既にこの時点でダメージの差ができるのですが、
あえてここでは同じ薬剤・同じ時間とします。)

最初にストレート  まずは、
最初に①ストレート、
次に②カラー
の場合を見てみます。


 新生毛は全くダメージを受けていない
丈夫な髪です。


 その為に、ストレートにするために
強めの薬剤もしくは、
かなり長めの放置時間
(始めに塗布する1剤と言われる薬剤)が
必要となってきます。


 薬剤は強ければ強いほど、
放置時間は長ければ長いほど
髪へのダメージは大きくなります。


 カラーのダメージは一応、
先にカラーでも後にカラーでも
同じ条件としていますので
同じダメージ度合いです。 
 
次に、
最初に①カラー、
次に②ストレート
の場合を見てみます。


最初にカラー カラーのダメージは
同じ度合いです。


違ってくるのは
ストレートのダメージです。


なぜ、少ないダメージで済むかというと、
既にカラーで少しダメージを受けている為に
弱い薬剤もしくは
短い放置時間で済むからです。

 新生部は何もしていない髪ですので超健康毛です。

 キューティクルがしっかり整った最高の状態ですが、
健康過ぎるためストレートにするには
アルカリの強い薬剤が必要なのです。


 しかし、1回カラーをするだけで
髪の状態はガラッと変わります。


 カラーによってキューティクルが開かれた為に、
強いアルカリの薬剤を使わなくても良くなったのです。


 クセ毛の度合いでは、
全くアルカリを含まない薬剤で済むかもしれません。


 1剤の設定(薬剤の強さや放置時間)で
大きくダメージの差が出ます。

 《結論》

 まず根元が伸びている時は、
根元を染めてからストレートをかけたほうが、
髪のダメージは少なくなります。 

 (実際は、図で示したダメージの差より
もっと大きくなると思います。)


 
クセ毛をまっすぐにするだけなら難しくはありません。


 いかに髪へのダメージを少なくできるか・・・
つまり、いかにその人のことを思いやれるか・・・
が、大切だと考えています。


 

 この後に、1剤のお流し、ドライ、アイロン操作、
2剤塗布、最後のお流し、という行程がありますが、
それぞれの段階でもLizaHairでは、
ダメージを抑えるために独自の施術を行っています。

 
 このようなこだわりが
LizaHairでのストレートが支持されている理由
だと思っています。




 
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