『デザインカラーの注意点 Part1』 |
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こんにちは。 今回は美容師さん向けに最近感じたことを書きます。 「なにこれ⁉」 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが 勘弁してください。 最近新しくお越しいただくお客さまには、 ウィービングなどのホイルワークを使った デザインカラーをされている方も少しずつ増えてきたように感じます。 セルフではできない技術ですので、 美容室でされたのだと思います。 個人的にはデザインカラーは大切だと思っていますし、 大好きですので、デザインカラーを楽しむお客さまが増えることは とても嬉しく思います。 美容師さん以外には分かりにくいとおもいますので説明すると、 ホイルワークはホイルを使ったカラーリングのテクニックの1つで、 髪をすくい取るようにして部分的に染めます。 陰影をつけて立体的にみせたり、 強いコントラストをつけて目立つようにしたりと、 すくい取る髪の量、取り方、とる場所、使うカラー剤の明るさや色の違いで、 いろいろな表情を作り出せますので、 他の誰ともかぶらないその方だけのカラーリングになります。 話を戻しますが・・・ ホイルワークのデザイン性については、 美容師それぞれ感性が違うのでとやかくは言いません。 しかし、技術的なことについては 「ハイライトとかのホイルワークはこんな程度か」 とお客様に思われてしまうと、 これからの美容業界の発展にかかわってきますので 少し提言させていただきます。 特に気になる点は2つ。 ①"根元が明るくなりすぎ” が多い これは塗布量が多すぎるからですが、 塗布量での調整は意外と難しかったりします。 根元は2~3レベルくらい予定よりも暗めを塗布してみては? 毛先に向かって明るくなるようにグラデーションを狙うと 失敗が少なくなります。 ②"発色していない・発色が足りない” 意外とこんなケースも多いです。 塗布量が少ないのが原因だと思います。 根元は明るすぎで中間から毛先は発色が足りずに暗い・・・ これだと魅了的なデザインにはなりません。 初めてやってもらったデザインカラーがこんな結果では、 また次もやってもらおうとは思わないですよね。 まだ途中ですが、今回はここまでにさせて頂きます。 次回は②についてもう少しお話したいと思います。 |
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