「怒りのシャンプー剤」 Part2
前回の「怒りのシャンプー」にたくさんのお問い合わせをいただきました。多くの人にブログを読んでいただき本当にありがとうございます。
返信が遅くなってしまった方、本当にすみませんでした。
反響が大きかったのでもう少し説明します。
高級アルコール系シャンプーの特徴は「泡立ちが良く、洗浄力が強い」ことです。
これは、どのシャンプーにも含まれる界面活性剤によるものなのですが、この原料の違いによって○○系シャンプーに分類されます。
高級アルコール系の界面活性剤は主に、「ラウリル硫酸●●」、「ラルレス硫酸▲▲」などです。
通常、石油から作られることが多いのですが、ヤシ(ココヤシ)から作られるものもあります。
髪に対しては、前述したように、強い洗浄力のため、ギシギシになり、キューティクルの剥離が見られることもあります。
大量のシリコン成分を混ぜることにより、サラサラ、ツルツルにさせています。
頭皮に対しても、強い洗浄力のため、頭皮の保護などに必要な皮脂まで取り除いてしまいます。
また、敏感肌・アレルギーの方・肌の弱い方には、強すぎてかぶれたり炎症を起こしたり(赤みを帯びる)することもあります。
特に、 ラルレス硫酸類は、アレルギーを起こす恐れのある有刺激性成分として知られています。
お薦めのできない 高級アルコール系シャンプーですが、見分け方は簡単です。
裏側の成分を見てみてください。
「ラウリル硫酸●●」、「ラルレス硫酸▲▲」 と書いてあったら間違いないです。
( ●●や▲▲は、Na(ナトリウム)・TEA・アンモニウムだったりします)
綺麗な髪を保ちたい方(目指す方)・健康な頭皮を保ちたい方・肌の弱い方・アレルギー体質の方は、避けたほうが良いでしょう。