『薄毛予防・・・3』
よく「髪が薄くなってきたけど、何を食べたら良くなる?」とか「髪が薄くなるのを防ぐ食べものは?」というような質問を受けます。
髪が薄い方には、カルシウム不足は良くないので、生野菜、ワカメ、牛乳やチーズなどしっかりと摂取すると良いでしょう。
抜け毛の多い方には、甘い物や塩分を控えめにして、鉄分、ホウレン草、キャベツやパセリなど摂取すると良いでしょう。
フケの多い方には、動物性脂肪を避け、大豆、甲殻タンパク、ゴマや植物油を摂取すると良いでしょう。
ミネラルやビタミンは不足しがちですので日頃から摂るように心がけると良いでしょう。
・・・と言われています。
しかし、健康を維持するためにはタンパク質や炭水化物など他の栄養素も必要です。
健康を損ねることは髪にとっても良いこととは言えません。
摂取した栄養素が調子の悪いところで消費され、肝心の頭皮に回ってくる頃には足りなくなる・・・ということも考えられます。
まずは、規則正しい生活、バランスのとれた食事を心がけましょう。
インスタント食品や刺激の強いもの(甘い物や辛いもの)は控えめにしてください。
栄養は食事からの摂取が一番ですが、どうしても不足しがちな栄養素をサプリメントで補うようにしてください。
それから、食事制限による急激なダイエットは絶対やめてください。(健康に悪いだけでなく、髪や肌にも良くないです)
運動を取り入れ、無理のないダイエット計画を立てるのが理想です。
私もなんか体が重いな~と感じることがあります。
体重計にのってみると・・・やはり1〜2kg増えていますね、そんなときは。
次の日からさっそくダイエット。
ご飯を数口分減らします。それだけです。
1ヶ月後には元に戻っています。
無理のないスローダイエット!?です。
『薄毛予防・・・2』 |
まずは、頭皮をキレイな状態に保つことです。
シャンプー後の皮脂量は、6〜24時間で元の量に戻ります。
頭皮にトラブルがない場合は毎日シャンプーしても問題ありません。
ベタつきやすい頭皮の方は、指の腹で念入りにマッサージしながらシャンプーしましょう。
乾燥しがちな頭皮の方は、シャンプー剤の使用量や回数を少し減らしましょう。
そして大切なのは、しっかり十分にすすぐことです。
シャンプーやコンディショナーが地肌に残っていたら逆効果です。
気を付けてください。
しかし、実は毎日シャンプーしていても完全には皮脂は落ちきっていないのです。
皮脂は頭皮から出るアブラです。
この皮脂は汗や湿気と混ざって皮脂膜となり、外界の刺激から頭皮を守ってくれたり、病原細菌の繁殖を防いだり、水分蒸発を防いだりしてくれる、天然の保護膜の役目を果たしてくれています。
だから皮脂=悪 というわけではありません。
皮脂は大切な役割を果たしていますが、頭皮が汚れていたり、地肌が十分に洗えていなかったり、すすぎ残しがあったり、頭皮の異常などで皮脂が過剰に分泌されると・・・話は変わってきます。
皮脂が空気酸化され過酸化皮質という悪玉のアブラに変わり、悪臭を発したり、頭皮を刺激してかゆみや炎症を引き起こします。
また、皮脂や過酸化皮質が毛穴を塞いでしまうと、正常な髪の育成を妨げる原因の1つになったりします。
キレイな頭皮に見えても、マイクロスコープ(200倍)で見てみると毛穴に皮脂が詰まっていることが多いです。
毎日シャンプーしていても毛穴のつまりが見られます。
このままほかっておくと・・・過酸化皮質に変化してしまいます。
1週間に1度は、余計な皮脂、毛穴のつまりを取り除くことをお薦めします。 |
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「スキャルプ クレンジングオイル」
頭皮・毛穴をきれいにします。
週1回の使用でいいと思います。
男性やアブラ性の方は週2回使用しても良いでしょう。
使い方は、頭皮が乾いた状態で頭皮に塗布し、なじませるだけです。
時間をおく必要はありませんので、時間もかかりません。
これ1つで家族全員使え(男女問わず)、量もしっかり入っていますので経済的です。
120ml \2,100 |
『一休み』 |
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ちょっと一休み
開店時にお客様から頂いたものです。
店の一角に飾っています。
来店時に探してみてくださいね。 |
『薄毛予防・・・1』
髪が薄くなってきている人の特徴としては、頭皮が硬い方が多いと思われます。
指で頭皮を押して見てください。(特に生え際や頭の上の部分)
頭皮の弾力を感じますか?硬くて、すぐ頭蓋骨を感じませんか?
両手(もしくは、10本の指で)を頭皮に当てて、頭皮を前後左右・円を描くように動かしてみてください。
頭皮が大きく動きますか?あまり動きを感じないということはないですか?(全く動かないという人はいません)
頭皮が硬いと、血行が悪くなります。
髪の育成に必要な養分は、血液が運んでくれますので、血行が悪いという状態は良い状態とは言えません。
頭皮が硬いという方は、柔らかくする努力をしましょう。
努力?そんな大変なの?
いいえ、努力というほどではありません。
指や手全体と使って、頭皮を円を描くように動かしたり、前後左右に動かしたりするだけです。
その時、ゆっくりとした動きで行ってください。
目を閉じて行うと、より大きく動かしやすいと思います。
更に、湯船に浸かりながら血行をよくし、リラックスした状態で行うとより効果的だと思います。
努力というのは、継続する努力という意味です。
1回や2回で変わるものでもないし、1週間や2週間で変わるものでもありません。
ゆっくり期間をかけてほぐして、柔らかくしていくしかありません。
・・・5年後・10年後の自分の為に、さっそく始めてみましょう。
(ちなみに、私も気がついたらやるようにしています・・・笑・・・)
『抜け毛が気になる・・・2』
「出産後、抜け毛がすごくて心配・・・」という声をよく聞きます。
確かに、出産後は抜け毛が多くなります。
1日200本抜けることもあります。
「髪がなくなってしまう・・・」
そんなことはありません。
女性の抜け毛は、ホルモンバランスの影響で変化が大きいのが特徴です。
思い出してみてください。
出産前はどうでしたか?抜け毛が極端に少なくなかったですか?
出産前は女性ホルモンが多量に分泌されています。
そのため、本来ヘアサイクル的に自然に抜けるはずの髪が抜けないで残っています。
通常よりも抜け毛が少なかったはずです。
出産後は、ホルモンバランスが元に戻ろうとします。
そのため、本来自然に抜けるはずだったのに、今まで女性ホルモンの影響で抜けないでいた髪が次々に抜けてきます。
これが出産後に抜け毛が増える理由です。
抜け毛が多くても心配ありません。
心配でしたら、信用できる養毛剤・トニックを使用しても良いと思います。
もし、抜け毛が多い状態が何ヶ月も続くようなら、病院で相談された方が良いでしょう。